急に現金が必要になった時、みなさんならどうしますか?
現金の調達方法はたくさんあります。
消費者金融・カードローン・キャッシング・銀行などの金融機関からの融資・キャリア決済現金化・クレジットカード現金化などさまざまな方法で現金を調達することができます。
少し前には個人間融資が問題になり、テレビのニュースや新聞、インターネットに取り上げられているのをよく目にしました。
逮捕者も出る騒ぎで、利用していひどい目に遭った人も多いのではないでしょうか。

さらに給料ファクタリングでも、2020年7月29日に大阪府警により東京の業者が逮捕されました。給料ファクタリングでの摘発は全国初です。
ファクタリングは本来、企業が売掛債権を第三者に譲渡し、現金を受け取る仕組みで主に中小企業が資金調達策として利用してきましたが、給料ファクタリングでは個人が将来受け取る給料を勤務先に対する債権とみなして買い取り、客が給料を受け取ると支払わせていたとみられます。
無登録営業の貸金業法違反で逮捕され、出資法違反でも調べる方針です。
給料ファクタリングは、強引な取り立てなどによる被害が相次ぎ、金融庁は貸金業に当たるとの見解を公表していました。
逮捕者がでたことで、個人間融資や給料ファクタリングの業者は形を新たに変えています。
新しいサービスとはどのようなサービスなのでしょうか?
ツケ払い・後払いとは?
最近、インターネットで「ツケ払い・後払い」というワードをよく目にするようになりました。
個人向けの新しい資金調達法として注目されているサービスみたいです。
なにやら個人間融資や給料ファクタリング業者とも関係が深そうです。
まずは、ツケ払い・後払いとはどのようなサービスなのか詳しく見ていきましょう。
ツケ払い・後払いを調べてみると多くの業者があり、やり方も1つではなく何種類か見受けられます。
いくつかご紹介させて頂きます。
「キャッシュバック方式」でツケ払い・後払い
①キャッシュバック特典付き商品をツケ払い・後払いで購入します。
(ツケ払い・後払いということなので、商品購入時には購入代金は支払いません)
②商品購入後、販売業者からキャッシュバック代金が即日で支払われます。
(売買契約締結後のキャッシュバックになります)
③購入した商品を受け取ります。
(商品は必ず受け取る必要があります)
商品は、業者によって異なります。
情報商材を扱っている業者が多いように感じられます。
情報商材の場合、商品は配送ではなくダウンロード形式になります。
データで送られてきたものをダウンロードするだけで商品の受け取りは完了するので、自宅に商品が届く心配はありません。
④購入した商品代金を支払います。
商品のツケ払い・後払い期日は、業者と相談して決めることができます。
ツケ払い・後払いの期日は、30日以内となっており、給料日の翌日や月末などに設定することも可能です。
「買取方式」でツケ払い・後払い
①商品をツケ払い・後払いで購入します。
(業者に指定された商品を購入します)
商品にもよりますが、商品は販売店から買取店に直接配送してもらうか、データを受け取り買取店にデータを売却することで即日現金化できます。
②購入した商品を買取店に売却して売却金額を受け取ります。
(買取店は業者から紹介されます)
③購入した商品代金を支払います。
商品のツケ払い・後払い期日は、業者と相談して決めることができます。
ツケ払い・後払いの期日は、30日以内となっており、給料日の翌日などや月末などに設定することも可能です。
「ディストリビューター制度」でツケ払い・後払い
①商品をツケ払い・後払いで購入します。
(FXの自動売買取引システムなど)
②ディストリビューター制度の実行
(ディストリビューター制度とは、購入した商品に対するカスタマーレビューを投稿し、宣伝広告に協力した場合に、即時報酬を受け取れる制度です)
③ディストリビューター制度の報酬を受け取る
(購入したシステムの宣伝広告に協力した、お礼として現金を受け取ります)
④ツケ払い・後払い期日までに商品の購入代金をお支払します。
(購入日から1ヵ月以内にお支払します)
ツケ払い・後払いの注意点
ツケ払い・後払いの方法をいくつかご紹介しましたが、どの方法でも先に現金を受け取り、後日支払いをする流れになります。
商品は、あくまでもただのオマケだと考えるとツケ払い・後払いは「融資」となんら変わりません。
お金を借りて期日に返済するのと違いはなく、初めに説明した個人間融資や給料ファクタリングと同じ雰囲気を感じます。
実際に商品を購入しているとなると、今の段階で「違法」だとは言い切れないですが、あくまでもブラックにかなり近い「グレーゾーン」だということは理解しておいた方が良いでしょう。
客観的にみると、たいした審査もなくブラックの人でも簡単にお金を受け取れるサービスということは、支払いが遅れた時の「取り立て」は、かなり厳しいものになると考えられます。
ツケ払い・後払いの業者も担保や信用もなしに、先に現金を渡すには大きなリスクがあります。とりっぱぐれないようにする為には、厳しく取り立て現金を回収する必要があります。
こうしたことから、ツケ払い・後払いは今後「貸金業法違反」や「出資法違反」とみなされる可能性が高いです。
どうしても現金が必要で背に腹は代えられない状況の人もいるとは思いますが、安易にこうしたサービスに飛びつくのではなく、返済できなかった場合にはどうなってしまうのかを良く考えて利用するかどうかお考え下さい。
金融機関や大手消費者金融の取り立てと同じだとは考えない方が良いでしょう。
家族や会社の同僚に心配や迷惑がかからないように、利用する前に一度立ち止まり、きちんと返済できるのかどうか良くお考え下さい。
ツケ払い・後払いより、クレジットカード現金化!
ツケ払い・後払いについて詳しく説明してきましたが、調べれば調べるほど危険な匂いがします。
個人間融資や給料ファクタリングをしていた業者が、ツケ払い・後払い業者に鞍替えしていると考えられます。
後々トラブルに巻き込まれないようにする為には、安易に新しいサービスには手を出さず安心安全な方法を模索してお金を調達しましょう。

「クレジットカード現金化」でしたら、クレジットカードをお持ちで、クレジットカードのショッピング枠さえ余っていれば即現金を手にすることができます。
さらに、クレジットカードを持っていない人でもプリペイドカードを発行して現金化することもできます。
バンドルカード(VANDLE CARD)やBANKIT(バンキットカード)なら後払いでチャージして現金化することができます。
プリペイドカードならチャージした分しか現金化することができないので、ついつい使い過ぎてしまう心配もありません。必要な分だけチャージして現金化すれば安心です。
まとまった金額を後払いでチャージすることは難しいですが、バンドルカード(VANDLE CARD)なら「ドコモ払い」でチャージすることもできます。ドコモ払いなら携帯電話料金と合わせて後払いすることができます。
クレジットカード現金化も使い過ぎてしまえば、返済が大変になることは変わりありませんが、万が一お支払いが遅れてしまった場合の対応が、カード会社ならツケ払い・後払いの業者と比べて安心です。
お支払が遅れてしまうことは、決して褒められることではないですが、致し方ないこともあります。払いたくてもどうしてもすぐにはお支払いできない状況に突然陥ってしまうこともあります。
コロナウイルスに感染してしまった場合はもちろん、緊急事態宣言などで経営がうまくいかなかったり、リストラ・倒産などさまざまなリスクが考えられます。
自然災害や事故も然り、誰しにも突然起こりうることです。
金策をする際には、最悪の事態も考慮して安心・安全に計画的にするようにしましょう。